のどかな風景の近藤牧場です。
新琴似グリーン公園の道路を挟んで向かい側、住所は新川ですが、新琴似の景観の一部となり街の人々に愛されている癒しのスポットです。

1915年（大正4年）からこの場所で酪農を始めた近藤牧場は、かつて札幌の近郊によく見られた牧場の形態を今に残す数少ないものの一つです。

札幌には開拓時代からのサイロがあちこちに点在していますが、特にこの数年実際に使われているサイロはかなり少なくなってきました。
牧場にあるサイロの1つは1925年（大正14年）に作られた木製サイロで今では非常に珍しくなっています。 もう1つは札幌軟石を使って作られているこちらも珍しいサイロです。

サイロの前で放牧されている馬などを見ることもできます。

近藤牧場は観光牧場ではなく酪農牧場であり一般道の歩道からの見学のみとなります。
私有地ですので敷地内には入らないようにしましょう。

市街地に広がる美しい牧草地の風景や動物たちの姿で人々を和ませる近藤牧場でした。

資料参考
30.近藤牧場／札幌市北区 – City of Sapporo
近藤牧場 (札幌市) – Wikipedia