しんことに散歩ーまちを一緒に歩こうよー新琴似流雪溝 編

 新琴似には新琴似流雪溝、安春川流雪溝、新琴似北流雪溝の三つがあります。その中の樽川通り、通称四番通り沿いにある新琴似流雪溝をご紹介します。

 この流雪溝は麻生商店街から全長3.5kmに及びます。その仕組みは、道路の下に水路を作り、水温10℃の下水処理水を流し、熱を利用し溶かして流すという仕組みになっています。ルールにそって、決まった時間帯に雪を投げ入れます。この水路が雪で詰まると水位が一気に上がり、水があふれてしまいます。そのようなことが起きないように、青い回転灯は雪が詰まっている等の異常を知らせています。この回転灯が灯った時は、雪投げを一斉に停止するのです。流雪溝は住民の協力と札幌市のバックアップによって冬の道路環境を改善し、車と歩行者の安全のため、新琴似の冬に無くてはならない除雪システムなのです。

 流雪溝が快適な冬の生活を支えてくれていますね

《撮影協力》
 札幌市北区市民部新琴似まちづくりセンター
 札幌市北区土木部
 新琴似流雪溝管理運営協議会